コカ・コーラ本社ビルにて、6月より自立走行型警備ロボットのトライアル運用開始

エッジAI解析、サーマル・3Dカメラ実装、クラウド基盤活用

セントラル警備保障株式会社(以下CSP)は、エッジAI解析などの先端技術を搭載した自律走行型警備ロボットを日本コカ・コーラ株式会社本社ビルに配備。6月からトライアル運用を開始していたそうです。

CSPロボット

CSPの警備ロボットは本体に搭載されたセンサーからの情報を元に、決められたルートを自律的に巡回。AI画像解析技術を活用して、もし異変があれば自動検知、警備員のスマホに通知します。その際には音や光を使って不審者に警告を発することも可能だそうですよ。

CSPロボと作業員

この数年で凄い勢いでロボットがあちこちで見られるようになりましたね。人手不足になるであろうビルの監視業務など、今後ますますロボットが活躍する場が増えていきそうです。

主な機能

(1)行動解析 ※注1、注2

  人検知、転倒検知、白杖検知など

(2)顔認証 ※注2

  ブラックリスト/ホワイトリスト

(3)高温検知

  不審火や高温などの熱源を検知

(4)ライブ映像監視

(5)常時録画

  前方・後方の証拠映像を録画

(6)威嚇

  音声、ブザー音、フラッシュライトによる威嚇

(7)通話

  IPインターホン組み込み

※注1:環境によって精度が異なるため、実用性を個別に確認する必要が有ります。

※注2:標準モデルは物体認識モデルですが、顔認証モデルの選択も可能です。

■仕様

サイズ   :H1700×W500×D600[mm]

重量    :約100kg

連続稼働時間:6時間以上(バッテリー交換で更に長時間稼働が可能)

充電時間  :約5時間

走行速度  :最大4km/h

センサー  :レーザーセンサー、3Dカメラ、バンパーセンサー

■サービス開始時期

2022年初頭を予定

ロボット デザインイメージ

参考:プレスリリース

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